PGIMインクのESG投資への取り組み
責任ある投資に向けて
ESG(Environmental:環境, Social:社会、Governance:ガバナンス)投資は、人によって異なる意味合いを持っています。投資家は、責任ある持続可能な投資によりポートフォリオを分散したいと考えており、このようなニーズが高まるにつれて、定型化された画一的な戦略とは別の戦略が求められるようになっています。それと同時に、そのためにリターンの最大化が損なわれるべきではないとも考えられています。ESG投資に関して「正しい方法」はありませんが、我々はESGの投資機会とリスクに積極的に目を向け、投資家の皆様が長期的に良好なリターンを得られるようサポートしています。
全てのステークホルダーにとってより良い結果
PGIMは、お客様、社員、および地域社会にとって正しいことを行うことが、これら全てのステークホルダーにより良い結果をもたらすと考えています。我々は、プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(PFI)による事業の持続性に関する長期的なコミットメントに歩調を合わせたアプローチ方法で、責任ある投資に取り組んでいます。また、アクティブ運用のリーディング・カンパニーとして、投資、リスクおよび人材管理の各プロセスにおいてESG投資に関する最善の方法を取り入れるよう努めています。一方で、投資リターンの獲得のみならず、投資の受託者およびリスク管理者としての役割に忠実であり続けるよう努めています。
アクティブ運用によるアプローチ
世界有数のアクティブ運用のリーディング・カンパニーとして、我々はESG投資に関する最善の方法をグローバルな投資プロセスに組み込むことが重要だと考えています。我々は、ESG投資に対して包括的な取り組みを行っており、グローバルなクライアント企業のビジネスおよび環境に関する目標の達成をサポートしています。
経験豊富なマネージャー
ESG投資に関する具体的な運用については、自律性を持った各ビジネスユニットが責任を持って担当しています。公開市場と非公開市場の別を問わず、深い専門知識に基づきESGの観点を投資判断に組み入れることで更なる付加価値の創出に注力しています。例えば、PGIMフィクスト・インカムは、ESG評価フレームワークを開発し、機関投資家およびリテール顧客向けにそれぞれ専用のESG戦略を提供しています。PGIMリアルエステートは、責任ある持続可能な不動産投資・不動産運用に長年にわたって取り組んでおり、国連責任投資原則(UNPRI)による年次評価「戦略とガバナンス」部門において、4年連続で最高評価A+を獲得しました(注記:国連責任投資原則による2020年の評価報告に基づく)。また、PGIMプライベート・キャピタルは、過去15年間以上にわたって再生可能電力に積極的に投資しています。これらのグローバルに事業展開する各ビジネスユニットの能力をフル活用し、ESG投資に関するお客様固有のニーズに合ったソリューションを提案しています。
更に2022年1月からは、PGIMグループ全体のESG戦略の策定と調整を担当するESGグローバル責任者のポジションを設置し、各ビジネスユニットの連携強化を図り、ESGエンゲージメントの更なる推進に取り組んでいます。
お客様を重視した長期的な視点に立った投資ソリューション
お客様固有のニーズに合った投資ソリューションを重視しつつ、長期的な視点に立ったアプローチ方法も組み合わせながら、PGIMは強固で透明性の高いESG投資プロセスを実施しています。我々は、持続可能なビジネスと環境に配慮した投資ソリューションを提供しています。また、ESG投資に関する商品ラインナップを今後も拡大し、お客様が長期的に良好な投資リターンを得られるよう努めていきます。