四半期レポート:国内債券

日本経済・債券市場展望 2024年 10-12月期

2024年10月16日

日本経済

  • 強い春闘の結果が実体経済にどのように波及されたか確認していく時間帯となる。実質賃金の上昇により個人消費が回復するか、サービス価格の上昇につながるか経済指標に注目が集まる。企業収益の順調さが確認できれば25年春闘への期待も高まる。

国内債券市場

  • 日銀は経済見通しが予想通りに実現していった場合、政策金利を引き上げるというスタンスを維持するであろう。ただし欧米の経済情勢を踏まえると、過度な円安によるインフレ急騰確率は減退しており、当面は利上げを急がない姿勢をとると思われる。
  • クレジット市場では引き続き今後の日銀の利上げペースおよび金利環境が注目されると思われるが、長期金利が緩やかに上昇する前提では底堅い企業業績を背景に堅調展開を見込む。

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