四半期レポート:国内債券

日本経済・債券市場展望 2025年

2025年1月16日

日本経済
  • 海外経済や少数与党政治に起因する下方ショックなかりせば、過熱感なき景気拡大が続くだろう。
  • 日銀にとっては、為替が安定するよう利上げペースを調整しつつ、家計・企業の物価観の変化を待つのがベストケースだが、どうしても避けられない場合は、円高よりは円安を良しと考えるかもしれない。
国内債券市場
  • 賃金とサービス価格が相互に影響して上昇する中、日銀の半年に1度程度の利上げが継続し、緩やかながら着実に進む国債買入減額(QT)と相まって金利上昇予想だが、米トランプ政権の政策運営や欧中経済の落ち込みがリスク。上昇ペースは非常にゆっくりとしたものになると見込む。
  • クレジット市場では、引き続き日銀の利上げおよび金利上昇のペースが注目されると思われるが、金利が緩やかに上昇する前提では堅調な投資家需要を背景に安定推移を見込む。

本資料はPGIMジャパン株式会社の債券運用部が執筆したものです。

本資料は、情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘又は販売を目的としたものではありません。また、本資料に記載された内容等については今後変更されることもあります。

記載されている市場動向等は現時点での見解であり、これらは今後変更することもあります。また、その結果の確実性を表明するものではなく、将来の市場環境の変動等を保証するものでもありません。

本資料に記載されている市場関連データ及び情報等は信頼できると判断した各種情報源から入手したものですが、その情報の正確性、確実性について当社が保証するものではありません。

本資料に掲載された各インデックスに関する知的財産権及びその他の一切の権利は、各インデックスの開発、算出、公表を行う各社に帰属します。

過去の運用実績は必ずしも将来の運用成果等を保証するものではありません。

本資料は法務、会計、税務上のアドバイスあるいは投資推奨等を行うために作成されたものではありません。 

当社による事前承諾なしに、本資料の一部または全部を複製することは堅くお断り致します。

“Prudential”、“PGIM”、それぞれのロゴおよび“ロックシンボル(The Rock)”は、プルデンシャル・ファイナンシャル(本社:米国ニュージャージー州ニューアーク)およびその関連会社のサービスマークです。英国プルーデンシャル社とはなんら関係はありません。        

 

PGIMジャパン株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第392号 

加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

PGIMJ115210

4159165-20250116