金融緩和と投資市場の流動性向上を背景に、世界の不動産価値は2024年にターニングポイントを迎える。世界の不動産市場がターニングポイントに差し掛かっていることを確信させる重要な要因がいくつかある。
資本集約型産業において、金利低下による借入コストの削減は、投資家の負担を軽減することになる。
価格調整は転換点に差し掛かった。このパターンは過去のサイクルと一致しており、今年は安定化が進み、2025年には再び上昇に転じることを示唆している。
我々のモデリングによれば、過去の金利上昇の影響はほとんど織り込まれている。不動産利回り水準はすでに当社が目標取得水準と想定するレンジに接近している。
景気後退リスクはあるものの、雇用の伸びの回復力と新規物件建設活動の低迷により、テナント需要に対する圧力は限定的となっている。賃料の伸びは依然として底堅い。
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