グローバル債券 2024年第2四半期見通し
2023年10-12月期における大幅な金利低下を経て、予想通り市場には一服感が広がり、債券市場では長期債と高格付債が2024年1-3月期にマイナスのリターンとなった。
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2023年10-12月期における大幅な金利低下を経て、予想通り市場には一服感が広がり、債券市場では長期債と高格付債が2024年1-3月期にマイナスのリターンとなった。
国内経済は、実質賃金の改善や企業の底堅い設備投資などの内需回復に加え、海外景気の下振れリスクが薄らいでいることもあり緩やかな回復が見込まれる。
前例のない利上げが実施された一方、米国経済は依然として底堅く推移している。金融引き締めと米国債利回りの逆イールド化を踏まえ、2023年は米国の景気後退入りが広く予想されていたが、これに反して米国の経済成長は加速した。