2025年1-3月期の株式市場概況と4-6月期の見通し
2025年に入っても米国株式市場を支える好調なマクロ経済環境が持続し、株式(特にグロース株)は恩恵を受けた。
ECBは、4月17日開催の理事会で市場予想通り25bpsの利下げを実施し、政策金利を2.25%とした。欧州ではインフレ率が2%付近まで低下し、2025年内は足元と同等あるいは下回る水準まで低下すると予想されることを踏まえると、今回の利下げは当然の判断だったと言える。
2022年の弱気相場により利回りは過去10年以上見られなかった水準まで上昇しており、特に高利回りのセクターを中心に、債券市場には長期にわたって堅調なリターンを得られる環境がもたらされている。