日銀は7月27‐28日の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロールの柔軟化を決めた。4月の決定会合を受けて発行した前回のレポート執筆時には、「7月に動く可能性は、皆無ではないが、米経済や来年の春闘を展望するには早すぎると考えられる」としつつ、7月の展望レポートでリスク評価に変化があるかどうかに注目していたが、今回の展望レポートで、「上振れリスク」に対する日銀の見方が変化していることが読み取れた。
このタイミングでの政策修正には少し違和感が残っているため、今回のレポートでは、政策修正の背景を改めて整理し、今後のマーケットの展望について考察する。
関連レポート
本資料に関するご留意点
本資料はPGIMジャパン株式会社の債券運用部が執筆したものです。
本資料は、情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘又は販売を目的としたものではありません。また、本資料に記載された内容等については今後変更されることもあります。
記載されている市場動向等は現時点での見解であり、これらは今後変更することもあります。また、その結果の確実性を表明するものではなく、将来の市場環境の変動等を保証するものでもありません。
本資料に記載されている市場関連データ及び情報等は信頼できると判断した各種情報源から入手したものですが、その情報の正確性、確実性について当社が保証するものではありません。
過去の運用実績は必ずしも将来の運用成果等を保証するものではありません。
本資料は法務、会計、税務上のアドバイスあるいは投資推奨等を行うために作成されたものではありません。
当社による事前承諾なしに、本資料の一部または全部を複製することは堅くお断り致します。
“Prudential”、“PGIM”、それぞれのロゴおよび“ロックシンボル(The Rock)”は、プルデンシャル・ファイナンシャル(本社:米国ニュージャージー州ニューアーク)およびその関連会社のサービスマークです。英国プルーデンシャル社とはなんら関係はありません。
PGIMジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第392号
加入協会 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会