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金融政策

ECBは物価と金融システムの安定の両立を目指すECBは物価と金融システムの安定の両立を目指す

2023年3月17日

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  • 欧州中央銀行(ECB)は3月16日の政策決定会合において、予想通り50bpsの利上げを決定した。会合後の記者会見では、ラガルド総裁は足元の金融市場の混乱についても言及し、「物価の安定」と「金融システムの安定」の両立を目指す姿勢を示した。今回の会合ではインフレ抑制のために利上げが実施されたが、ECBは市場の混乱や金融環境の必要以上の引き締まりを回避するために、過度な利上げを実施すべきではないと認識していると思われる。
  • また、ラガルド総裁は4-6月期以降の量的引き締め(QT)ペースの加速には言及しなかった。加えて、声明文の中では、ユーロ圏には流動性の供給手段や規制および監督当局による監視が備わっているほか、欧州圏の銀行セクターのファンダメンタルズは強固であることが明記された。
  • 今回の声明文およびラガルド総裁の会見では、ハト派姿勢への転換が顕著に示された。今後の金融政策がよりデータ次第になることが強調されたことを踏まえると、今回が当面の間の最後の利上げとなる可能性があると考えられる。PGIMフィクスト・インカムは、今後の利上げペースはより慎重なものとなり、政策金利は年末までに3.5%前後でピークに達すると予想する。
  • 欧州の信用供与は相対的に銀行を基盤としており、他の国や地域と比べ、金融システムの混乱によって金融環境は引き締まりやすいと考えられる。こうした中、ECBが将来にわたる適切な利上げの道筋を判断する際に、円滑な金融伝達メカニズムを有していることを強調したことは注目に値する。
  • 市場は、今回のECBの政策決定を好感した。足元の数日間で大きく低下していたドイツ国債利回りは年限を問わず小幅に上昇した。また、短期金利市場が織り込む政策金利の最終到達点は、会合前と大きく変化せず、3.22%あたりで推移している。
  • リスク資産市場では、欧州周縁国のスプレッドがほぼ横ばいとなったほか、投資適格債およびハイイールド債のスプレッドは小幅に縮小した。また、欧州ハイイールドと米国ハイイールドのCDSのスプレッドに大きな乖離が生じなかったことは注目に値する。これは、今回の利上げによって欧州資産に対するリスク回避の動きが強まらなかったことを示唆すると考えられる。
  • 今回の政策決定が、クレディ・スイスの経営不安を背景としたリスク資産の大幅下落を悪化させるような内容ではなかったことは評価に値する。投資家は、欧州の銀行システムは底堅いというECBのメッセージを信認しているように見受けられる。
  • クレディ・スイスを巡る懸念はシステミックな規模まで拡大していないものの、金融環境を巡る不確実性、金融政策、それに伴うマクロ経済や市場動向など、引き続き多くの課題に対処する必要がある。インフレの高止まり、およびクレディ・スイスの経営不安を巡る問題が解決されない限り、「物価の安定」と「金融システムの安定」を両立させることは難しく、依然として欧州のリスク資産には脆弱性が残ると考えられる。

 

続きはレポートをご覧ください。

留意事項

本資料に記載の内容は、PGIM フィクスト・インカムが作成した”ECB: Having It Both Ways, For Now”をPGIMジャパン株式会社が要約したものです。PGIMフィクスト・インカムは、米国SEC の登録投資顧問会社であるPGIM インクのパブリック債券運用部門です。

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