2023年7-9⽉期の米国株式市場は、夏場は横ばいで推移したが、9月に軟化して四半期を終えた。こうした中、当四半期はS&P500®インデックスは3.3%、ラッセル1000グロース・インデックスは3.1%下落した。
9月には、マクロ経済および政治面の動向に対する投資家の懸念が高まった。連邦政府機関が閉鎖となる可能性、複数の米国自動車メーカーにおけるストライキ、米中間の緊張の高まりなどが経済成長の鈍化に繋がり、ソフトランディングへの期待が後退した。石油価格は、OPECの協調減産と、それを受けたガソリン価格の反発を背景に上昇した。夏場を通じて米国の消費者信頼感は低下した一方、労働市場と住宅価格は引き続き堅調だった。依然として底堅い米国経済と金利上昇が相俟って再び米ドルは強含み、9月末には2023年初に近い水準まで上昇した。
留意事項1
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- 本資料に記載している指数は情報提供のみを目的としています。MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス)は浮動株調整後の時価総額加重平均指数で、先進国と新興国における株式市場のパフォーマンスを示すものです。MSCI ACWI を構成するのは先進国24ヶ国、新興国21ヶ国の合わせて45ヶ国の株価指数です。MSCI EM(エマージング・マーケット・インデックス)は、浮動株調整後の時価総額加重平均指数、世界の新興国市場の株式パフォーマンスを示すものです。MSCI EMを構成するのは、新興国26カ国の大型株と中型株です。ベンチマークのネットのリターンは返還請求が可能あるいは不可能な源泉税を差し引いたものです。ここで適用されている源泉税率はコンポジット・リターンの計算に用いられている源泉税率と異なり、コンポジットの税率よりも高い場合があります。スタンダード&プアーズ500®(以下、S&P 500)インデックスは、ニューヨーク証券取引所で取引される主要500銘柄を時価総額加重平均したインデックスです。S&P500®フィナンシャルズ・インデックスはGICS金融セクターに分類される銘柄で構成されています。ラッセル1000®グロース株インデックスは、ラッセル1000インデックスのうち、特にグロース株の特性を備えた銘柄で構成され、ラッセル1000®バリュー株インデックスは、特にバリュー株の特性を備えた銘柄で構成されています。ラッセル1000®インデックスは、米国のラッセル・インベストメンツが公表する、米国の大型株のベンチマークとして利用される指数で、ラッセル3000指数の構成銘柄のうち、時価総額などを基準に上位約1000銘柄で構成されています。
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