3月19日、日銀は金融政策決定会合で、その役割を果たしたとして、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みおよびマイナス金利政策を撤廃した。今後は、無担保コール翌日物を操作目標とする通常の金融政策に戻ることになる。
今回のレポートでは、政策変更の内容と背景を整理し、今後の利上げや保有国債の行方など今後の展開について考察する。
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