四半期レポート:国内債券

日本経済・債券市場展望 2025年10-12月期

2025年10月15日

日本経済

  • 高市政権の方向性としては、財政支出の増加、企業の投資促進を通じて、強い需要を創出し、賃金上昇、高成長を目指すというものであろう。政策実現には他党との連携が鍵となる。
  • 名目賃金の上昇に加え、インフレの一旦の鈍化があれば、実質賃金の上昇も期待でき、日本経済は緩やかな回復を継続する。米国の対日自動車関税が15%にとどまり、来春の春闘に向けての懸念は後退した。

国内債券市場

  • 遅くとも2026年1月までに日銀は利上げを実施するだろう。長期金利は、1%台後半の推移を予想する。
  • クレジット市場では、円金利のボラティリティ上昇がリスクとして存在する中、引き続き中期ゾーンの劣後債に投資妙味を見込む。

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