2023年7-9⽉期の米国株式市場は、夏場は横ばいで推移したが、9月に軟化して四半期を終えた。こうした中、当四半期はS&P500®インデックスは3.3%、ラッセル1000グロース・インデックスは3.1%下落した。
9月には、マクロ経済および政治面の動向に対する投資家の懸念が高まった。連邦政府機関が閉鎖となる可能性、複数の米国自動車メーカーにおけるストライキ、米中間の緊張の高まりなどが経済成長の鈍化に繋がり、ソフトランディングへの期待が後退した。石油価格は、OPECの協調減産と、それを受けたガソリン価格の反発を背景に上昇した。夏場を通じて米国の消費者信頼感は低下した一方、労働市場と住宅価格は引き続き堅調だった。依然として底堅い米国経済と金利上昇が相俟って再び米ドルは強含み、9月末には2023年初に近い水準まで上昇した。
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