四半期レポート:国内債券

日本経済・債券市場展望 2023年4-6月期

2023年4月14日

経済環境
  • 米国では、今年後半の景気後退リスクの高まりを背景に、FRBの積極利上げスタンスの転換期を迎えている。一方、雇用市場の需給ひっ迫が続く中、すぐに大幅利下げに転じることも考えにくい。
  • 大方の予想を上回る春闘の賃金上昇率を受けて、日銀の物価見通しが改善する可能性は高まった。
国内債券市場
  • 日銀が1月、3月と政策を据え置いたことを踏まえると市場機能を理由に政策を変えるハードルは高い。
  • 植田新日銀総裁の就任会見での発言を踏まえると、市場機能でなく物価見通しを理由にイールドカーブ・コントロール(YCC)を修正する可能性が残る。
  • クレジット市場においては、海外発の金融不安による不透明感が解消に向かいつつある中、金利環境に引き続き注目。金融政策の方向性がある程度見極められれば、昨今のスプレッド拡大によりバリュエーション・魅力度が上がった社債に再び注目が集まり、スプレッドは縮小へ向かうと見込む。

 

続きはレポートをご覧ください。

本資料はPGIMジャパン株式会社の債券運用部が執筆したものです。

本資料は、情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘又は販売を目的としたものではありません。また、本資料に記載された内容等については今後変更されることもあります。

記載されている市場動向等は現時点での見解であり、これらは今後変更することもあります。また、その結果の確実性を表明するものではなく、将来の市場環境の変動等を保証するものでもありません。

本資料に記載されている市場関連データ及び情報等は信頼できると判断した各種情報源から入手したものですが、その情報の正確性、確実性について当社が保証するものではありません。

本資料に掲載された各インデックスに関する知的財産権及びその他の一切の権利は、各インデックスの開発、算出、公表を行う各社に帰属します。

過去の運用実績は必ずしも将来の運用成果等を保証するものではありません。

本資料は法務、会計、税務上のアドバイスあるいは投資推奨等を行うために作成されたものではありません。 

当社による事前承諾なしに、本資料の一部または全部を複製することは堅くお断り致します。

“Prudential”、“PGIM”、それぞれのロゴおよび“ロックシンボル(The Rock)”は、プルデンシャル・ファイナンシャル(本社:米国ニュージャージー州ニューアーク)およびその関連会社のサービスマークです。英国プルーデンシャル社とはなんら関係はありません。        

 

PGIMジャパン株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第392号 

加入協会 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

PGIMJ98422