世界を動かす力を、大局的な視点で読み解くPodcast『The Outthinking Investor』。
PGIMのチーフ・グローバル・エコノミストであるダリープ・シンが、各分野の第一線で活躍する専門家を迎え、いまとこれからの世界経済・国際秩序を読み解いていきます。
今回のテーマは、戦略的膠着(ストラテジック・ステイルメイト)。米国は冷戦期を通じて、軍事・技術・経済のすべてで優位に立つ一方、その経済力を武器として行使することはある程度抑えてきました。しかし、その時代はすでに終わりを迎えつつあります。大国間競争が激化するいま、米中関係はこれからの競争がどこへ向かい、世界の安定に何をもたらすのかを映し出す窓ともいえるでしょう。
2026年5月に行われた米中首脳会談は、事実上の停戦をもたらしました。しかし、市場が好感したこの状況の裏側では、投資家が見落としがちな、より深い変化が進んでいます。今回のゲストは、中国は毛沢東の持久戦論になぞらえ、力の天秤が自国へ傾くまで時間を稼ぐ長期戦を描いていると解説します。その狙いをどうとらえればよいのでしょうか。半導体・レアアース・AIをめぐる主導権争いでは、かつて米国の強力なカードだった先端半導体の対中輸出を、いまや中国の側が拒むという逆転すら起きています。これは何を示すのでしょうか。プーチン大統領の訪中と多極世界の共同宣言、そして非対称化する米中・中露関係は、これからの国際秩序をどう変えていくのか。これまでになかった多次元・非対称の競争は、投資家や政策立案者にとって何を意味するのか。米中の長期戦の構造を、歴史的な視座と最前線の政策実務、その両面から掘り下げていきます。
ゲストには、米国家安全保障会議(NSC)で中国・台湾政策を統括する上級部長を務めたジュリアン・ゲワーツ氏を迎えました。中国の現代史を専門とする歴史家であり、実務家でもある同氏とともに、首脳会談の真の含意、中国の時間稼ぎ戦略と米国の取りうる選択肢、AI・半導体・重要鉱物をめぐる技術覇権の行方を掘り下げていきます。
※日本ではPGIMジャパンのウェブサイトを通じて、動画付きのPodcastとして配信しています。
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