S&P500インデックスは、堅調なファンダメンタルズと継続的なAI関連投資の拡大を主な牽引役として、2026年4-6月期に力強いパフォーマンスを示した。当四半期のパフォーマンスは、広範なマルチプルの拡大ではなく、力強い利益成長が特徴となり、投資家は堅調な企業業績と、不透明感を増すマクロ経済・地政学環境との間で判断を迫られた。中東での紛争が続く中でも、S&P500は過去6年間で最も良好な四半期リターンを記録し、直近3ヵ月ではほぼ全ての主要インデックスが2桁の上昇となった。
2026年上期は、地政学的緊張の高まり、根強いインフレ圧力、金利見通しの上振れを市場が消化する中、ボラティリティの高い状況が続いた。
こうした不確実性にもかかわらず、これまでのところ消費活動は概ね底堅さを維持している。同時に、投資家は中東情勢の進展と11月に迫った中間選挙を注視している。株式インデックスは、こうしたマクロ経済リスクへの懸念と、堅調な企業業績に対する楽観的な見方の間で揺れ動く展開となった。
とは言え、金融環境と市場センチメントのボラティリティが高まる中でも、年末に向けた企業利益の成長見通しは引き続き概ね良好である。
AI関連投資の規模と広がりも、市場のボラティリティを高める一因となっている。我々は、AIは複数年にわたって幅広い分野に影響を及ぼす変革的なコンピューティング・サイクルであると捉えており、その投資機会は従来のテクノロジー企業の枠を越えて、ますます多くのセクターへと広がっている。
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